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メスジロハエトリ
学名:Phintella versicolor

♀(2008.6.15)
Data
和名 メスジロハエトリ
体長 ♂:6〜8mm
♀:4〜7mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜10月
小さい虫
解説 ♀が白いハエトリグモ。
♀は白く褐色の斑模様がある。
♂では頭胸部は黒く、腹部は黒い腹部の左右に黄色のラインが入り、♀とはまったく色彩が異なる。
木の葉や茎などにいることが多く、葉から葉へと器用にジャンプするところを見かけることが多い。
 
国内に生息するヤマトハエトリグモ属(Phintella)は以下の9種。
和名/学名 分布
メスジロハエトリ
Phintella versicolor
本州,四国,九州
メガネアサヒハエトリ
Phintella linea
北海道,本州,四国,九州
チャイロアサヒハエトリ
Phintella abnormis
北海道,本州,四国,九州
マガネアサヒハエトリ
Phintella arenicolor
北海道,本州,四国,九州
キアシハエトリ
Phintella bifurcilinea
本州(低地),四国,九州
ワカバネコハエトリ
Phintella castriesiana
本州,九州
アサヒハエトリ
Phintella parva
本州(山地)
ヤマトハエトリグモ属の一種
Phintella sp.
奄美大島
ヤマトハエトリグモ属の一種
Phintella sp.
石垣島,西表島
 
トップの写真は6月15日にメタセコイヤの大木に止まっていた本種を撮影したもの。白い姿はまるで妖精、美白である。♀の斑紋の大きさは個体差があるようで5月22日に河沿いの木をビーティングして得られた♀はかなり発達して白っぽさが目立たない個体だった。
PHOTO

♂@
黄色いラインが特徴的。
(2007.5.1)

♂A
(2007.5.1)

♂B
(2007.5.1)

♂C
♀とはまったく異なる体色をしている。
(2006.8.6)

♀@
(2020.5.22)

♀A
(2020.5.22)

♀B
(2020.5.22)

♀C
(2008.6.15)

♀D
(2007.4.30)

ガガンボを捕食する♀
自分より大きな獲物も捕らえることができるようだ。
(2006.5.21)
 
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