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クロマルエンマコガネ
学名:Onthophagus lenzii

♂(2009.3.8)
Data
和名 クロマルエンマコガネ
体長 7〜10mm
分布 北海道,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島),隠岐,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,五島列島,屋久島
出現期 4〜10月
獣糞,腐肉
解説 エンマコガネの一種。
♂の前胸背板は左右と前方中央部に隆起がある。
同属のフトカドエンマコガネとよく似ているが、フトカドエンマコガネでは前胸背板の前方の隆起している部分の点刻は浅く少ないことや、上翅間室の点刻が弱いなどの違いがある。
 
国内に生息しているOnthophagus属のPhanaeomorphus亜属は以下の2種。
和名/学名 分布
クロマルエンマコガネ
Onthophagus ater
北海道,奥尻島,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島),隠岐,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,五島列島,屋久島
フトカドエンマコガネ
Onthophagus fodiens
本州,佐渡島,隠岐,四国,小豆島,九州,五島列島,屋久島
 
写真は3月7日に獣糞を探しながら低空飛行していた本種を採集したものを撮影したもの。キュウヒタマゴイトダニと思われるイトダニ科の幼虫が付着しているが、採集時にはスカラベダニと思われるヤリダニ科の幼虫も複数歩き回っていた。糞虫との旅は、空から糞の中まで大変だと思う。
PHOTO

庭にいた♂@
(2022.10.27)

庭にいた♂A
(2022.10.27)

上から見た♂
(2009.3.8)

横から見た♂
(2009.3.8)
 
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