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サトクダマキモドキ
学名:Holochlora japonica

サトクダマキモドキ(2007.9.17)
Data
和名 サトクダマキモドキ
 別名:クダマキモドキ,クダマキダマシ
体長 45〜62mm
分布 本州(新潟,栃木,茨城県以南),佐渡島,伊豆諸島,隠岐,四国,九州,対馬,屋久島,馬毛島,奄美大島
出現期 8〜11月
草木の葉
解説 大型のキリギリス科の仲間。
夜行性で夜に灯火に来ることもある。高い木の上で葉を食べていることが多い。
セスジツユムシDucetia japonica)を大型にしたような体形をしている。
同属のヤマクダマキモドキに似るがヤマクダマキモドキでは前腿節が赤褐色であるのに対し、本種では緑色である点で判別できる。
非常にややこしく覚えるのに苦労しそうな和名ではあるが、クダマキとはクツワムシの別名で、里に棲むクツワムシに似ているものという意味になる。
海外では中国,朝鮮半島,台湾,ベトナムに分布している。更に近年ハワイに侵入したという。
国内に生息するクダマキモドキ属(Holochlora)は本種のみ。
PHOTO

横から見た♂
(2006.11.3)


産卵管があるので、♀である。
(2005.9.10)

横から見た♀
産卵管があるので、♀である。
足も長く、ツユムシを大型にしたような形をしている。
(2005.9.10)

上から見た♀
(2005.9.10)

幼虫
(2008.7.26)
 
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