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ヒメギス
学名:Eobiana engelhardti subtropica

ヒメギス(2006.7.22)
Data
和名 ヒメギス
体長 22〜25mm
分布 北海道(中部以南),本州,四国,九州
出現期 6〜11月
草の葉,昆虫
解説 黒っぽいキリギリス。
姿・形はキリギリスに似ているが、本種は黒い体色をしておりやや小型である。
背中に沿って、緑色のものと茶色のものがある。
前胸部の側面後縁が白いところも本種の特徴。
水辺の多い草原を好む。
 
国内に生息するヒメギス属(Eobiana)は以下の5種(2亜種)。
和名/学名 分布
ヒメギス
Eobiana engelhardti subtropica
北海道(中部以南),本州,四国,九州
ハラミドリヒメギス
Eobiana nagashimai nagashimai
本州(新潟県,福島県)
(イイデハラミドリヒメギス)
Eobiana nagashimai iidensis
本州(飯豊山周辺)
(タニガワハラミドリヒメギス)
Eobiana nagashimai tanigawaensis
本州(谷川岳周辺)
ミヤマヒメギス
Eobiana nippomontana
本州(東北・関東・中部地方の内陸山地部)
トウホクヒメギス
Eobiana gradiella
本州(東北地方)
イブキヒメギス
Eobiana japonica
北海道,本州
 
春に水辺の多い草むらで多数の本種の幼虫を見ており、7月22日には成虫が見られるようになっていた。成虫も多数いたが、発見すると同時にすぐに隠れてしまい、本種は大変警戒心が強いことが分かった。
PHOTO


(2006.7.22)

褐色型のヒメギス
この個体は茶色だった。
(2006.7.22)


(2006.7.22)

緑色型のヒメギス
(2006.7.22)

幼虫@
(2006.4.22)

幼虫A
(2006.6.4)
 
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