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ヒガシキリギリス
学名:Gampsocleis mikado

♂(2017.8.14 新潟県)
Data
和名 ヒガシキリギリス
体長 ♂:26〜42mm
♀:25.5〜39mm
分布 本州(青森県以南〜岡山県),淡路島
出現期 8〜11月
草の葉,昆虫
解説 キリギリスの一種。
体色は地色が褐色で緑色部が少ない褐色型と、全体的に緑色の緑色型がいる。
翅は腹部と同じかやや短い程度だが稀に長翅型が出現するという。
本州西部と九州北部にはニシキリギリスがいるが、ニシキリギリスの翅は比較的細く、翅の黒斑は消失するか1列しかないのに対し、本種では翅は幅広く、黒斑も多い。
 
国内に生息するキリギリス属(Gampsocleis)は以下の4種。
和名/学名 分布
ニシキリギリス
Gampsocleis buergeri
本州(近畿〜中国地方),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ヒガシキリギリス
Gampsocleis mikado
本州(青森県以北〜岡山県),淡路島
オキナワキリギリス
Gampsocleis ryukyuensis
奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島
ハネナガキリギリス
Gampsocleis ussuriensis
北海道
 
写真は8月14日に新潟県の林道沿いの草むらで鳴いていた♂を撮影したもの。鳴き声を頼りに見つけることができた。撮影地ではごく普通に見られ、確認した個体はすべて褐色型だった。鳴き声は聴いた限りではジリジリジリと聞こえた。
神奈川県では8月2日に河川敷の草むらで鳴いていた緑色型の♂を見つけることができた。
PHOTO

緑色型の♂@
(2020.8.2)

緑色型の♂A
(2020.8.2)

緑色型の♂B
(2020.8.2)

褐色型の♂@
(2017.8.12 新潟県)

褐色型の♂A
左の写真をトリミングしたもの。
(2017.8.12 新潟県)

褐色型の♂B
トップの写真をトリミングしたもの。
(2017.8.14 新潟県)

褐色型の♀@
イタドリの葉上にいた。
(2017.8.12 新潟県)

褐色型の♀A
(2017.8.12 新潟県)

褐色型の♀B
道路沿いにいた。
(2017.8.11 新潟県)

褐色型の♀C
(2017.8.11 新潟県)

褐色型の♀D
(2017.8.11 新潟県)
 
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