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ヨシブエナガキクイムシ
学名:Dinoplatypus calamus

枯れ木上のヨシブエナガキクイムシ♂(2021.2.23)
Data
和名 ヨシブエナガキクイムシ
体長 約3.6mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 3〜10月
各種広葉樹
解説 ナガキクイムシの一種。
体色は光沢のある橙褐色で上翅端は黒褐色。
上翅先端は切断状で♂はクギヌキヒメジョウカイモドキに似た突起がある。
本種の幼虫は各種の樹木に食い入るが、養菌性とされており、菌食性とも言えるようだ。
以前はナガキクイムシ科だったが、ゾウムシ科の1亜科に変更された。
 
国内に生息しているDinoplatypus属は以下の4種。
和名/学名 分布
ヨシブエナガキクイムシ
Dinoplatypus calamus
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
カギナガキクイムシ
Dinoplatypus hamatus
北海道,本州,九州
(和名なし)
Dinoplatypus flectus
不明
(和名なし)
Dinoplatypus luniger
不明
 
トップの写真は2月23日に近所の林道でクヌギの枯れ木上にいた♂を撮影したもの。盛んに飛ぼうとしていたが発生から日が浅いからか飛び立たなかった。
♀の写真は3月12日に近所の山の切り株上を歩いていたもの。よく見ると脚は細く貧弱なためか短く歩くのが苦手のようで不器用に歩いていた。
PHOTO

枯れ木上の♂@
(2021.2.23)

枯れ木上の♂A
(2021.2.23)

枯れ木上の♂B
(2021.2.23)

切り株にいた♀@
(2021.3.12)

切り株にいた♀A
(2021.3.12)

切り株にいた♀B
(2021.3.12)

切り株にいた♀C
(2021.3.12)
 
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