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ムラサキシラホシカメムシ
学名:Eysarcoris annamita

庭にいた個体(2018.4.22)
Data
和名 ムラサキシラホシカメムシ
 別名:ツヤマルシラホシカメムシ
体長 4.5〜5.5mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜10月
イネ科の穂,マメ科,キク科(タンポポ,ハルジオン,アレチノギク)などの汁
 幼虫も同様。
解説 シラホシカメムシ属の一種。
1対の白紋がある小さなカメムシで、体色は紫がかった銅色、小楯板基部に1対の白色紋がある。
マルシラホシカメムシに似るが、本種のほうが艶があり白紋も大きい。
海外では朝鮮半島,中国,ベトナムに分布している。
 
国内に生息するシラホシカメムシ属(Eysarcoris)は以下の7種。
和名/学名 分布
トゲシラホシカメムシ
Eysarcoris aeneus
本州,四国,九州
ムラサキシラホシカメムシ
Eysarcoris annamita
本州,四国,九州
ズグロシラホシカメムシ
Eysarcoris gibbosus
北海道,本州
マルシラホシカメムシ
Eysarcoris guttigerus
本州,四国,九州,南西諸島
ヒメシラホシカメムシ
Eysarcoris insularis
小笠原諸島
オオトゲシラホシカメムシ
Eysarcoris lewisi
北海道,本州
シラホシカメムシ
Eysarcoris ventralis
本州,四国,九州,南西諸島
 
トップの写真は4月22日、庭の水道周囲に生えているセキショウに来ていた本種を撮影したもの。2匹がセキショウの葉に止まっていたので穂に集まっていたと思われる。同属の中では本種が一番よく見かける。幼虫の写真は7月24日にキツネノボタンの実に集まっているところを撮影したもの。
PHOTO

フキ上の成虫@
(2020.5.5)

フキ上の成虫A
(2020.5.5)

フキ上の成虫B
(2020.5.5)

葉上の成虫
(2006.5.4)

川沿いにいた個体
(2021.7.10)

キツネノボタンの実に来た幼虫@
(2010.7.24)

キツネノボタンの実に来た幼虫A
(2010.7.24)
 
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