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ヒゲナガカメムシ
学名:Pachygrontha antennata

タイヌビエ上の本種(2010.7.24)
Data
和名 ヒゲナガカメムシ
体長 7〜9mm
分布 北海道,本州,四国,九州,隠岐諸島
出現期 4〜11月
イネ科(イヌビエ,メヒシバ,エノコログサ,スゲ類など)の汁
解説 鎌のような前脚を持ったヒゲナガカメムシの一種。
触角は長く、全体的に茶色をしている。
本種の分布域は図鑑によっては北海道も含んでいるものもあり、詳細は不明。
→「日本原色カメムシ図鑑第3巻」(全国農村教育協会)を購入したところ、ロシア産と北海道産を別亜種とする考えもあることが分かった。
海外ではロシア極東部,中国に分布している。
 
日本に生息するヒゲナガカメムシ属(Pachygrontha)の仲間は以下の6種。
和名/学名 分布
ヒゲナガカメムシ
Pachygrontha antennata
北海道,本州,四国,九州,隠岐諸島
オオヒゲナガカメムシ
Pachygrontha austrina
九州,宮古島,石垣島,西表島
ミナミヒゲナガカメムシ
Pachygrontha b. bipunctata
四国,九州,沖縄島,渡嘉敷島,宮古島,石垣島,西表島
ヤクヒゲナガカメムシ
Pachygrontha lurida
屋久島
クロヒゲナガカメムシ
Pachygrontha nigrovittata
九州,沖縄島,南大東島,石垣島,西表島
クロスジヒゲナガカメムシ
Pachygrontha similis
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,沖縄島
 
トップの写真は7月24日にタイヌビエの穂に来ていた本種を撮影したもの。
PHOTO

タイヌビエ上の本種@
(2010.7.24)

タイヌビエ上の本種A
右下はコバネヒョウタンナガカメムシ
(2010.7.24)

横から見た本種
(2007.4.1)
 
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