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ツツジグンバイ
学名:Stephanitis pyrioides

サツキ上の本種(2010.10.24)
Data
和名 ツツジグンバイ
体長 3.5〜4mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,南西諸島
出現期 4〜9月
ツツジ科(ツツジ,サツキ)
 幼虫も同様。
解説 ツツジ科に来る小さいグンバイムシ。
ステンドグラスのような翅が美しい。
和名は翅の模様が相撲の軍配に似ていることから名付けられた。
体長は大きくても4mmと大変小さい。ツツジやサツキの葉の裏から汁を吸うため、害虫扱いされている。
しかし、大変小さい為、本当に害になるか怪しいし、実際に自宅の庭のサツキは本種に寄生されているが毎年たくさんの花を付けている。
 
日本に生息するStephanitis属の仲間は以下の5種が知られている。
和名/学名 分布
クスグンバイ
Stephanitis fasciicarina
本州,四国,九州,対馬,五島列島,沖縄島
ツツジグンバイ
Stephanitis pyrioides
本州,四国,九州,対馬,屋久島,南西諸島
ナシグンバイ
Stephanitis nashi
本州,四国,九州
トサカグンバイ
Stephanitis takeyai
本州,四国,九州,屋久島,奄美大島
シキミグンバイ
Stephanitis svensoni
本州,四国,九州,屋久島
 
写真はすべて庭のツツジの葉の裏にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

サツキ上の本種@
(2010.10.24)

サツキ上の本種A
(2010.10.24)

サツキ上の本種B
(2010.10.24)

サツキ上の本種F
(2008.4.6)

サツキにいる本種@
サツキの新芽の裏で汁を吸っている。
(2006.4.16)

サツキにいる本種A
(2010.6.12)
 
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