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シキミグンバイ
学名:Stephanitis svensoni

シキミ上の本種(2010.6.6)
Data
和名 シキミグンバイ
体長 4〜5.5mm
分布 本州,四国,九州,屋久島
出現期 5〜10月
シキミ,アセビ
 幼虫も同様。
解説 シキミに付くグンバイムシ。
グンバイムシにしてはやや大型でシキミのみに付く。
同属のトサカグンバイStephanitis takeyai)に最もよく似ているが、やや小型で前胸背左右に見られる板状突起が短いのに対し、本種は大型で板状突起が長いという相違点がある。
 
日本に生息するStephanitis属の仲間は以下の5種が知られている。
和名/学名 分布
クスグンバイ
Stephanitis fasciicarina
本州,四国,九州,対馬,五島列島,沖縄島
ツツジグンバイ
Stephanitis pyrioides
本州,四国,九州,対馬,屋久島,南西諸島
ナシグンバイ
Stephanitis nashi
本州,四国,九州
トサカグンバイ
Stephanitis takeyai
本州,四国,九州,屋久島,奄美大島
シキミグンバイ
Stephanitis svensoni
本州,四国,九州,屋久島
 
写真は6月6日にシキミにいた本種を撮影したもの。若葉の裏に1匹ずつ点在していた。本種を発見したシキミは3月にも撮影しており、その時は花が満開だった。
本種で手持ちの図鑑に掲載されているStephanitis属についてはすべて紹介することができた。
PHOTO

シキミの葉の裏にいる本種
(2010.6.6)

本種がいたシキミ@
(2010.6.6)

シキミの花
本種を発見したシキミだが、この時は本種は発見できなかった。
(2010.3.14)
 
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