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オバボタル
学名:Lucidina biplagiata

オバボタル(2008.6.7)
Data
和名 オバボタル
体長 7〜12mm
分布 北海道,礼文島,天売島,本州,隠岐,屋代島,四国,小豆島,九州,志賀島,沖ノ島(筑前),中甑島,下甑島
出現期 6〜7月
花の蜜
 幼虫は陸生の貝類(カタツムリの仲間)を食べる。
解説 普通に見られるマドボタルの仲間。
触角は比較的大きく、前胸背板は透明で、内部に赤い模様があるのが透けて見えている。マドボタルと呼ばれている由縁はこの透明な前胸背板からきている。
本種は発光しない。
幼虫は陸生で小型のカタツムリを食べる。幼虫や蛹の尻部は発光している。
同属にオオオバボタルがいるが、本種よりも一回り大きく、胸部の赤い紋はより発達する。
 
国内に生息するオバボタル属(Lucidina)は以下の5種。
和名/学名 分布
オバボタル
Lucidina biplagiata
北海道,礼文島,天売島,本州,隠岐,屋代島,四国,小豆島,九州,志賀島,沖ノ島(筑前),中甑島,下甑島
オオオバボタル
Lucidina accensa
本州,四国,九州,下甑島
ナツミオバボタル
Lucidina natsumiae
西表島
コクロオバボタル
Lucidina okadai
本州
ヤクオオオバボタル
Lucidina yakushimensis
屋久島
PHOTO

庭で見つけた個体
紋は大きめだが小型だった為、本種とした。
(2006.5.14)
 
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