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ヒメハラナガツチバチ
学名:Campsomeriella annulata annulata

ヒメハラナガツチバチ♀(2021.5.30)
Data
和名 ヒメハラナガツチバチ
体長 ♂:10〜20mm
♀:15〜22mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島,種子島,口永良部島,馬毛島
出現期 3〜10月
花の蜜
 幼虫はコガネムシ類(マメコガネスジコガネなど)の幼虫に寄生。
解説 ツチバチ科の仲間。
体色は黒色で、胸背は周囲を除きほぼ無毛。
雌雄で斑紋が異なり、♀では翅の先端付近は濃色、胸部背面は無紋、腹部も各背板後縁に黄白色の毛を生やすのみで無紋。
♂では翅はほぼ無紋で、胸部背面に黄色紋があり、腹部各背板後縁沿いに黄色の横帯がある。
♀は越冬するため、3月下旬から見られるが、♂は6月下旬から出現する。
花によく集まり、普通に見られる。
 
国内に生息するツヤハラナガツチバチ属(Campsomeriella)は以下の3種(2亜種)。
和名/学名 分布
ヒメハラナガツチバチ
Campsomeriella a. annulata
本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,屋久島,種子島,口永良部島,馬毛島
ヒメハラナガツチバチ(奄美・沖縄亜種)
Campsomeriella a. sakaguchii
南西諸島(奄美群島以南)
リュウキュウハラナガツチバチ
Campsomeriella annuloides
西表島,多良間島
ネウスハラナガツチバチ
Campsomeriella quadrifasciata sauteri
南西諸島(奄美群島以南)
 
写真は5月30日に上流付近の歩道沿いの花に飛来した♀を撮影したもの。
PHOTO

花に来た♀@
(2021.5.30)

花に来た♀A
(2021.5.30)

花に来た♀B
(2021.5.30)

花に来た♀C
(2021.5.30)
 
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