ホーム > コウチュウ目 > コガネムシ科 > スジコガネ亜科
 
マメコガネ
学名:Popillia japonica

マメコガネ(2006.8.20)
Data
和名 マメコガネ
体長 9.0〜13.7mm
分布 北海道,国後島,本州,飛島,粟島,佐渡島,舳倉島,隠岐,四国,沖ノ島,九州,五島列島,壱岐,対馬,男女群島,甑島列島,屋久島,黒島,トカラ列島(臥蛇島)
出現期 6〜8月
ダイズ,ブドウ,クヌギなどの葉
 幼虫は土中の植物の根を食べる。
解説 草むらなどでよく目にする小型のコガネムシ。
頭部・前胸部は緑色〜赤色の金属光沢をしており、上翅は赤茶色で複数の縦隆条がある。
本種は繁殖力が大変強く、よく大発生して農作物の葉を食べ尽くしてしまい、重要害虫とされる。
更に本種はアメリカにも侵入し、果樹に被害を与え、ジャパニーズ・ビートルと呼ばれている。
 
国内に生息するマメコガネ属(Popillia)は以下の4種。
和名/学名 分布
マメコガネ
Popillia japonica
北海道,国後島,本州,飛島,粟島,佐渡島,舳倉島,隠岐,四国,沖ノ島,九州,五島列島,壱岐,対馬,男女群島,甑島列島,屋久島,黒島,トカラ列島(臥蛇島)
オキナワマメコガネ
Popillia lewisi
沖永良部島,与論島,沖縄島,伊是名島,伊江島,粟国島,渡嘉敷島,座間味島,阿嘉島,久米島,粟国島
ツキガタマメコガネ
Popillia insularis
奄美大島,徳之島,沖縄島
ミヤコマメコガネ
Popillia comma
宮古島,池間島,伊良部島,大神島
 
トップの写真は8月20日に草むらの葉上に多数の本種を見つけ、撮影したもの。7月からいたるところの草の葉上に本種が見られ、本種の繁殖力の強さが分かる。
PHOTO

イタドリの葉を食べる本種@
(2021.6.18)

イタドリの葉を食べる本種A
(2021.6.18)

交尾
(2006.9.2)
 
先頭ページへ