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トウキョウヒメハンミョウ
学名:Cylindera kaleea yedoensis

トウキョウヒメハンミョウ(2007.7.23)
Data
和名 トウキョウヒメハンミョウ
体長 約8mm
分布 本州,四国,九州
出現期 7〜8月
昆虫(アリ,ミミズなど)
 生きたものを大アゴで捕らえる。
幼虫は地面に穴を作り、近づいたアリなどを穴から捕食する。
解説 市街地の空き地などに局所的に分布するハンミョウの仲間。
赤紫味を帯びた胴色をしている。
ハンミョウと比べると、地味で小さい。
ハンミョウは水辺周辺の砂地を好んで生息するが、本種は水辺のない民家の庭などに生息していることが多い。
やはりハンミョウと同様に人が歩くと足元から前にまっすぐ飛んで着地する。
 
日本に生息するCylindera属のIfasina亜属は以下の4種。
和名/学名 分布
リュウキュウヒメハンミョウ
Cylindera humerula
沖縄島
トウキョウヒメハンミョウ
Cylindera kaleea yedoensis
本州,四国,九州
ヒメヤツボシハンミョウ
Cylindera psilica luchuensis
石垣島,西表島
(和名なし)
Cylindera rara
沖縄諸島
 
写真は7月23日に庭で撮影したもの。物置周囲を歩くと多数の本種が飛び交うが、近づくとすぐに飛んでしまうので望遠マクロレンズで撮影した。恐らく物置の下が幼虫の巣に適しているのだろう。
PHOTO

庭にいた個体@
(2007.7.17)

庭にいた個体A
(2007.7.17)
 
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