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ナトビハムシ
学名:Psylliodes punctifrons

ナトビハムシ(2010.2.6)
Data
和名 ナトビハムシ
 別名:アブラナナガスネトビハムシ,ナノミハムシ
体長 約3mm
分布 北海道,本州,飛島,粟島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,男女群島,上甑島,下甑島
出現期 4〜10月
アブラナ科植物の葉
 幼虫はアブラナ科の根
解説 アブラナ科の植物に集まる小型ハムシ。
全体的に黒く光沢がある。脚は後脚の腿節以外は褐色。
後脚は発達していて、ジャンプして逃げることができる。
成虫・幼虫共にアブラナ科の野菜を食草とする為、害虫とされている。
成虫で越冬する。
 
国内に生息しているナガスネトビハムシ属(Psylliodes)の基亜属は以下の9種。
和名/学名 分布
ルリナガスネトビハムシ
Psylliodes brettinghami
本州,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),小笠原諸島(父島,母島,姉島,弟島),四国,九州,硫黄鳥島,隠岐,小豆島,対馬,下甑島,トカラ列島(臥蛇島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
ナトビハムシ
Psylliodes punctifrons
北海道,本州,飛島,粟島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,男女群島,上甑島,下甑島
アサトビハムシ
Psylliodes attenuata
北海道,本州,佐渡島,四国,九州
ナスナガスネトビハムシ
Psylliodes viridata
北海道,礼文島,利尻島,本州,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),小笠原諸島,隠岐,四国,九州,対馬,上甑島,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島),加計呂麻島,与路島,奄美大島,沖永良部島,与論島,沖縄島,藪地島,津堅島,宮古島,西表島,与那国島,北大東島,南大東島
ベーリーナガスネトビハムシ
Psylliodes balyi
本州?,奄美大島,沖永良部島,与論島,沖縄島,藪地島,津堅島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島,尖閣諸島(魚釣島)
チョウジョウナガスネトビハムシ
Psylliodes chujoe
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヒロアシナガスネトビハムシ
Psylliodes sasakii
北海道,本州,四国,九州
ダイコンナガスネトビハムシ
Psylliodes subrugosa
北海道,利尻島,本州,伊豆諸島(八丈島),淡路島,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,久米島,宮古島,与那国島
(和名なし)
Psylliodes taiwana
琉球列島
 
写真は2月6日にチンゲンサイの葉の裏にいた本種を撮影したもの。去年ニセダイコンアブラムシLipaphis erysimi)を撮影した同じ場所のチンゲンサイで発見した。
PHOTO

チンゲンサイ上の本種
(2010.2.6)

本種のいたチンゲンサイ
(2009.3.7)
 
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