ホーム > コウチュウ目 > ハムシ科 > ヒゲナガハムシ亜科
 
ムネアカタマノミハムシ
学名:Sphaeroderma placidum

葉上の本種(2023.7.23)
Data
和名 ムネアカタマノミハムシ
 別名:ムネアカタマトビハムシ
体長 2.3〜3.0mm
分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州
出現期 3〜7月
キンポウゲ科(ボタンヅル)の葉
解説 ボタンヅルに集まるノミハムシ。
通常、頭部・前胸背板は赤褐色、上翅は黒色。全体的に黒色の個体も出現する。
脚は黄褐色で後脚の腿節のみ黒褐色。
フキタマノミハムシと酷似するが明瞭な点刻がないこと、キイロタマノミハムシの上翅が黒色の個体とは後脚腿節の色彩で区別可能。
 
国内に生息するタマトビハムシ属(Sphaeroderma)は以下の22種。
和名/学名 分布
ヒロアシタマトビハムシ
Sphaeroderma tarsatum
北海道,礼文島,利尻島,本州,四国,九州
ムネアカタマノミハムシ
Sphaeroderma placidum
北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,九州
フキタマノミハムシ
Sphaeroderma balyi balyi
北海道,本州,佐渡島,粟島,淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,平戸島,大島(南郷町),上甑島,下甑島
アケビタマノミハムシ
Sphaeroderma akebia
北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬
ツマキタマノミハムシ
Sphaeroderma apicale
北海道,本州,飛島,佐渡島,粟島,伊豆諸島(新島,三宅島),淡路島,四国,九州,対馬,五島列島,平戸島,下甑島,屋久島
クロタマノミハムシ
Sphaeroderma atrum
本州,九州
キモンタマノミハムシ
Sphaeroderma flavonotatum
石垣島,西表島
リュウキュウツマキマルノミハムシ
Sphaeroderma fulvoapicale
奄美大島,沖縄島
センニンソウタマノミハムシ
Sphaeroderma fuscicorne
北海道,本州,四国,九州
イナイズミタマノミハムシ
Sphaeroderma inaizumii
本州
ヒゲナガタマノミハムシ
Sphaeroderma japanum
本州,隠岐,四国,九州
クロアシタマノミハムシ
Sphaeroderma kuroashi
本州
モリモトタマノミハムシ
Sphaeroderma morimotoi
本州,九州
アカバネタマノミハムシ
Sphaeroderma nigricolle
本州,四国,九州
ウスグロタマノミハムシ
Sphaeroderma obscurum
本州
ヘリグロタマノミハムシ
Sphaeroderma ohkuboi
本州,淡路島,四国,九州
ヨツモンタマノミハムシ
Sphaeroderma quadrimaculatum
九州,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,与論島,沖縄島,渡名喜島,古宇利島,瀬長島,久米島,宮古島,池間島,伊良部島,石垣島,西表島,黒島
ヒメアオタマノミハムシ
Sphaeroderma separatum
本州,四国,九州
ヌカキビタマトビハムシ
Sphaeroderma seriatum
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,小豆島,九州,対馬
キイロタマノミハムシ
Sphaeroderma unicolor
北海道,本州,四国,九州,対馬,上甑島,下甑島,石垣島
(和名なし)
Sphaeroderma rubidum
本州
(和名なし)
Sphaeroderma moori
不明
 
写真は7月23日に近所の林道でヤツデの葉上にいた本種を撮影したもの。同属でヤツデを食べる種がいないので休んでいたようだ。
PHOTO

葉上の本種@
(2023.7.23)

葉上の本種A
(2023.7.23)

葉上の本種B
(2023.7.23)

葉上の本種C
(2023.7.23)
 
先頭ページへ