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カノモリゴキブリ
学名:Symploce furcata

夜間、歩いていた個体(2018.3.23 西表島)
Data
和名 カノモリゴキブリ
体長 約12mm
分布 石垣島,西表島
出現期 5〜11月
雑食性。
解説 八重山諸島に生息するモリゴキブリの一種。
図鑑になく詳細は不明だが、前胸背の模様である程度の区別はできるようだ。
リュウキュウモリゴキブリ(Episymploce sundaica)と紹介していたが、ツイッター上のまーく氏のご指摘で本種である可能性が高いことが分かった。
ただし、確実な同定には腹端の形態を見る必要があるとのことであった。
 
国内に生息するモリゴキブリ属(Symploce)は以下の6種(1亜種)。
和名/学名 分布
オオモリゴキブリ
Symploce gigas gigas
石垣島,西表島
(オキナワオオモリゴキブリ)
Symploce gigas okinawana
奄美大島,沖永良部島,沖縄島,久米島
キスジゴキブリ
Symploce striata
本州,沼島,淡路島,四国,九州,対馬,阿値賀島,五島列島,下甑島,屋久島,種子島,トカラ列島(宝島)
カノモリゴキブリ
Symploce furcata
石垣島,西表島
キチャバネゴキブリ
Symploce japonica
伊豆諸島(八丈島),九州(南部),五島列島,硫黄島,種子島,屋久島,トカラ列島(宝島),奄美大島
エラブモリゴキブリ
Symploce okinoerabuensis
沖永良部島
ヤエヤマキスジゴキブリ
Symploce yayeyamana
石垣島,西表島
 
写真は3月23日の夜、西表島の標高65m付近でライトトラップしていたところ、歩いてきた本種を見つけ撮影したもの。確実な同定ではないものの前胸背の模様から本種である可能性は高いようだ。
PHOTO

夜間、歩いていた個体
(2018.3.23 西表島)
 
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