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トゲバゴマフガムシ
学名:Berosus lewisius

自宅の外灯に飛来した本種(2024.9.29)
Data
和名 トゲバゴマフガムシ
体長 2.7〜5.1mm
分布 本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,下甑島,種子島,屋久島
出現期 7〜9月
水草,枯れ葉,魚類などの死体
解説 トゲバゴマフガムシの一種。
体色は黄褐色で上翅には不明瞭な暗色の斑紋がある。
同属のニッポントゲバゴマフハムシに似るが、ニッポントゲバゴマフハムシの上翅の間室の点刻は1列であるのに対し、本種は2列であることで区別できる。
写真の個体の間室内の点刻の大部分が2列(正確には間室の幅によって1〜3列不規則に点刻されていた)であったため、本種とした。
上翅先端付近に1対の棘があるのがトゲバゴマフガムシ亜属の特徴である。
 
国内に生息するゴマフガムシ属(Berosus)のトゲバゴマフガムシ亜属(Enoplurus)は以下の6種。
和名/学名 分布
トゲバゴマフガムシ
Berosus lewisius
本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,下甑島,種子島,屋久島
シナトゲバゴマフガムシ
Berosus fairmairei
奄美大島,喜界島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,池間島,石垣島,西表島,与那国島
ナガトゲバゴマフガムシ
Berosus elongatulus elongatulus
トカラ列島,奄美大島,加計呂麻島,徳之島,伊平屋島,池間島,石垣島,西表島,与那国島
オオトゲバゴマフガムシ
Berosus incretus
本州,隠岐,九州,対馬,奄美大島,伊是名島,石垣島,西表島,小浜島,南大東島,与那国島
ニッポントゲバゴマフガムシ
Berosus nipponicus
本州,淡路島,四国
トゲトゲバゴマフガムシ
Berosus spinosus
九州
 
写真は9月29日の夜0時過ぎ、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2024.9.29)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2024.9.29)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2024.9.29)

上翅先端部
1対の棘がある。
(2024.9.29)
 
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