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ノコメトガリキリガ
学名:Telorta divergens

ライトトラップに飛来した本種(2015.11.20)
Data
和名 ノコメトガリキリガ
開張 35〜42mm
分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州
出現期 10〜11月
樹液,腐った果実
 幼虫はバラ科(モモ),ツバキ科(ツバキ)の花を食べる。
解説 秋から初冬に現れる淡い黄褐色をしたキリガ。
淡褐色の翅に赤褐色の内・外横線があり、外横線はほぼ直線。
環状紋と腎状紋は赤褐色で輪郭のみ。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するTelorta属は以下の3種。
和名/学名 分布
ウスキトガリキリガ
Telorta acuminata
本州,佐渡島,四国,九州,対馬
キトガリキリガ
Telorta edentata
北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬
ノコメトガリキリガ
Telorta divergens
北海道,本州,佐渡島,四国,九州
 
トップの写真は11月20日の夜、近所の疎林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。3匹飛来し、活発な個体が多くなかなか止まらなかった。
下の写真は1月3日に公園内の道路の柵に止まっている本種を撮影したもの。年越しした長生きの個体のようだ。
PHOTO

柵に止まっていた個体@
(2007.1.3)

柵に止まっていた個体A
(2007.1.3)
 
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