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ウスキトガリキリガ
学名:Telorta acuminata

ライトトラップに飛来した本種(2015.10.12 山梨県)
Data
和名 ウスキトガリキリガ
開張 36〜40mm
分布 本州,佐渡島,四国,九州,対馬
出現期 10〜11月
樹液,腐った果実
 幼虫はツバキ科(ツバキ),バラ科(サクラ類)の花を食べる。
解説 秋に出現するキリガの一種。
前翅の地色は茶褐色で内・外横線は淡黄色で直線的。横線間は淡色。
近似種にキトガリキリガがいるが、内横線は弱く曲線を描き、外縁は波打たないのに対し、本種では内横線が直線、前翅の外縁が強く波打つことなどで区別できる。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息するTelorta属は以下の3種。
和名/学名 分布
ウスキトガリキリガ
Telorta acuminata
本州,佐渡島,四国,九州,対馬
キトガリキリガ
Telorta edentata
北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬
ノコメトガリキリガ
Telorta divergens
北海道,本州,佐渡島,四国,九州
 
写真は10月12日の夜、山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2015.10.12 山梨県)
 
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