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ツマキシロナミシャク(本州以南亜種)
学名:Gandaritis whitelyi leechi

ライトトラップに飛来した本種(2023.5.27)
Data
和名 ツマキシロナミシャク(本州以南亜種)
開張 ♂:30〜33mm
♀:33〜40mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
花の蜜
 幼虫はマタタビ科(サルナシ)の葉を食べる。
解説 白黒の斑紋と黄色い縁取りが綺麗なナミシャク。
近似種とは翅の斑紋の形状と翅の後縁の黄色い縁取りで区別できる。
北海道産は基亜種とされ本亜種よりも小型で黒い斑紋が本亜種ほど発達しない。
同属の仲間はチョウのように美しい種が多い。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息するGandaritis属は以下の6種(2亜種)。
和名/学名 分布
キマダラオオナミシャク
Gandaritis fixseni
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
キガシラオオナミシャク
Gandaritis agnes agnes
本州,四国,九州
キガシラオオナミシャク(北海道亜種)
Gandaritis agnes festinaria
北海道
マルモンシロナミシャク
Gandaritis evanescens
北海道,本州,四国,九州,屋久島
オオナミシャク
Gandaritis maculata
北海道,本州,四国,九州
キベリシロナミシャク
Gandaritis placida
北海道,本州,四国,九州,屋久島
ツマキシロナミシャク
Gandaritis whitelyi whitelyi
北海道
ツマキシロナミシャク(本州以南亜種)
Gandaritis whitelyi leechi
本州,四国,九州,対馬,屋久島
 
トップの写真は5月27日の夜、近くの山中に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2023.5.27)

自宅の外灯に飛来した本種
(2015.5.21)
 
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