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キマダラオオナミシャク
学名:Gandaritis fixseni

林道にいた♂(2007.8.8)
Data
和名 キマダラオオナミシャク
開張 ♂:42〜50mm
♀:50〜55mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
出現期 6〜11月
花の蜜など
 幼虫はマタタビ科(サルナシ,マタタビ),アジサイ科(イワガラミ)の葉を食べる。
解説 明るい黄褐色をした大型のナミシャク。
黄褐色と黒い筋模様が美しい種。
♂の斑紋の色彩は暗灰色から黒色まで個体差が見られるが、♀では比較的淡色で暗色紋の発達も悪い。
灯火によく飛来する。
海外ではサハリン,中国,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するGandaritis属は以下の6種(2亜種)。
和名/学名 分布
キマダラオオナミシャク
Gandaritis fixseni
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
キガシラオオナミシャク
Gandaritis agnes agnes
本州,四国,九州
キガシラオオナミシャク(北海道亜種)
Gandaritis agnes festinaria
北海道
マルモンシロナミシャク
Gandaritis evanescens
北海道,本州,四国,九州,屋久島
オオナミシャク
Gandaritis maculata
北海道,本州,四国,九州
キベリシロナミシャク
Gandaritis placida
北海道,本州,四国,九州,屋久島
ツマキシロナミシャク
Gandaritis whitelyi whitelyi
北海道
ツマキシロナミシャク(本州以南亜種)
Gandaritis whitelyi leechi
本州,四国,九州,対馬,屋久島
 
写真は8月8日に近所の針葉樹林内で発見した本種を撮影したもの。ドクダミの葉の裏に止まったので、見上げながら何とか撮影することができた。葉の裏に止まる姿は巨大なノメイガのように見えた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2015.8.12 山梨県)

外灯に飛来した♀@
(2012.7.2 鹿児島県)

外灯に飛来した♀A
(2013.7.6 山梨県)
 
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