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キガシラオオナミシャク
学名:Gandaritis agnes agnes

ライトトラップに飛来した本種(2015.6.6)
Data
和名 キガシラオオナミシャク
開張 51〜60mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜7月
花の蜜
 幼虫はマタタビ科(サルナシ),アジサイ科(イワガラミ)の葉を食べる。
解説 暗灰色の斑紋がある大型のナミシャク。
前翅の前縁は黄色く縁取られる。
北海道産及び海外(サハリン,朝鮮半島,中国東北部,ロシア南東部)には小型で白っぽい別亜種(festinaria)が分布している。
 
国内に生息するGandaritis属は以下の6種(2亜種)。
和名/学名 分布
キマダラオオナミシャク
Gandaritis fixseni
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島
キガシラオオナミシャク
Gandaritis agnes agnes
本州,四国,九州
キガシラオオナミシャク(北海道亜種)
Gandaritis agnes festinaria
北海道
マルモンシロナミシャク
Gandaritis evanescens
北海道,本州,四国,九州,屋久島
オオナミシャク
Gandaritis maculata
北海道,本州,四国,九州
キベリシロナミシャク
Gandaritis placida
北海道,本州,四国,九州,屋久島
ツマキシロナミシャク
Gandaritis whitelyi whitelyi
北海道
ツマキシロナミシャク(本州以南亜種)
Gandaritis whitelyi leechi
本州,四国,九州,対馬,屋久島
 
トップの写真は6月6日の夜、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。他のシャクガ類のように翅を平にせず、立体的な姿勢で止まる特徴があるようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した本種A
(2015.6.7)

自宅の外灯に飛来した本種
ドアに止まっていたものを採取して撮影。
(2008.6.10)
 
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