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モンキキナミシャク
学名:Idiotephria amelia

自宅の外灯に飛来した本種(2007.3.20)
Data
和名 モンキキナミシャク
開張 25〜29mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 3〜5月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(コナラ,クヌギ,ミズナラ,アベマキ,シラカシ,カシワ,ブナなど)の葉を食べる。
解説 黄褐色に淡褐色の紋が特徴的なナミシャク。
淡褐色の紋の大きさには個体差が多い。
ナカモンキナミシャクIdiotephria evanescens)に似るが、ナカモンキナミシャクでは外横線が暗褐色で翅脈毎に波打たず、点列状にもなりにくい他、色彩も黄色味が弱いのに対し、本種では外横線が翅脈毎に波打ち、暗色の点列状、色彩も黄色味が強いことなどで判別できる。
海外ではロシア南東部に分布している。
 
写真は3月20日の夜、外灯に飛来した本種2頭を撮影したもの。同時に近縁種のギフウスキナミシャクIdiotephria debilitata)も2頭も飛来していた。
幼虫の写真は4月29日に近所の林道でアラカシをビーティングして得られたもの。
PHOTO

この個体はトップの写真よりも紋が小さい。
(2007.3.20)

ビーティングで得られた幼虫@
(2020.4.29)

ビーティングで得られた幼虫A
(2020.4.29)
 
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