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ナカモンキナミシャク
学名:Idiotephria evanescens

ライトトラップに飛来した本種(2018.4.30 新潟県)
Data
和名 ナカモンキナミシャク
開張 22〜28mm
分布 北海道,本州,四国,対馬
出現期 4〜5月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(ミズナラ)の葉を食べる。
解説 眼鏡のような斑紋が特徴的なナミシャク。
淡褐色の紋は円形から楕円形、横帯状につながるものまで変異がある。
モンキキナミシャクIdiotephria amelia)に似るが、モンキキナミシャクでは外横線が翅脈毎に波打ち、暗色の点列状、色彩も黄色味が強いのに対し、ナカモンキナミシャクでは外横線が暗褐色で翅脈毎に波打たず、点列状にもなりにくい他、色彩も黄色味が弱いことなどで判別できる。
関東地方では山地性。
海外ではロシア南東部に分布している。
 
写真は4月30日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2018.4.29 新潟県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2018.4.30 新潟県)
 
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