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イタヤマダラメイガ
学名:Etielloides curvellus

ライトトラップに飛来した本種(2018.4.29 新潟県)
Data
和名 イタヤマダラメイガ
 別名:ナシハマキマダラメイガ
開張 22〜26mm
分布 北海道,本州,九州
出現期 5〜6月
花の蜜
 幼虫はムクロジ科(イタヤカエデ),アオイ科(シナノキ),ニレ科(ハルニレ)のオトシブミ科の揺らんを食べる。
解説 マダラメイガの一種。
前翅は基部は黄褐色、内横線までは赤褐色。
内横線は白色で内横線から外側は褐色。
別名のナシハマキマダラメイガは旧称でナシを食草としないことが判明した為、和名も改められた。
ネアカマダラメイガEtielloides bipartitellus)に似るが、内横線から内側は濃赤褐色、下唇髭が短いのに対し、本種では内横線から内側は赤褐色、下唇髭が長い点で区別できる。
平地から低山地にかけて生息するが数は多くないという。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
 
写真は4月29日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。初めて見る種だがここでは数が多かった。ネアカマダラメイガに似てはいるが、特に下唇髭が目立つので同定は容易だった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2018.4.29 新潟県)
 
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