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ウチジロコヤガ
学名:Chorsia albicincta

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.14)
Data
和名 ウチジロコヤガ
 別名:ホソバコヤガ
開張 19〜24mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現期 5〜9月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(ハナガガシ)の葉を食べる。
解説 スジコヤガの一種。
前翅の地色は黄白色で、前縁から外横線にかけて黒褐色、外縁沿いにも黒褐色の横帯がある。
暖地に見られるがそれほど多くないという。
海外からは知られていない。
 
国内に生息するChorsia属は以下の5種。
和名/学名 分布
マエモンコヤガ
Chorsia japonica
本州,四国,九州
エゾコヤガ
Chorsia noloides
北海道,本州,四国,九州,対馬
ウチジロコヤガ
Chorsia albicincta
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ナカキマエモンコヤガ
Chorsia sugii
北海道,本州,九州
シロアミメコヤガ
Chorsia albiscriptus
西表島
 
写真は5月14日の夜、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。本種を初めて見たのは同年の5月5日に近所の林内で行ったライトトラップだが、その時は撮影の為に近づいたらすぐに逃げられてしまった。
 
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