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スジシロコヤガ
学名:Koyaga falsa

ライトトラップに飛来した♂(2012.7.28 山梨県)
Data
和名 スジシロコヤガ
開張 23〜31mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
花の蜜
 幼虫はイネ科(クマザサ類)の葉を食べる。
解説 白い横帯が目立つコヤガ属の一種。
白色の縁取りの環状紋と、2個の黒紋が入った白色の腎状紋がある。
前翅の外横線は白色で、後縁付近で太くなるが、♀では♂よりも著しく太くなる。
主にクマザサ類の茂る山地に棲息している。
 
写真は7月28日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁沿いに設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。食草となるササ類が多い場所の為、本種の個体数が多かったが、♂が非常に多い割りに♀は数匹しか飛来しなかった。他の種、例えばアカスジシロコケガCyana hamata)でも同様に♀の飛来は少ないが、主に♂が♀を探す為に飛び回る必要があるということなのだろう。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♀@
(2012.7.28 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀A
(2013.7.7 山梨県)
 
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