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ハンノケンモン
学名:Acronicta alni

終齢幼虫(2011.8.11 山梨県)
Data
和名 ハンノケンモン
開張 36〜46mm
分布 北海道,本州(中部以北)
出現期 6〜8月
不明
 幼虫はブナ科(ミズナラ),クルミ科(オニグルミ)バラ科(タカネザクラ)の葉を食べる。
解説 山地性のケンモンガ。
全体的に灰褐色で、前翅の後縁付近が暗色。
若齢幼虫は鳥の糞に擬態した体色をしているが、終齢幼虫では、黒色で腹節背面沿いに黄色い横帯がある。
更に黄色い横帯の左右から先端が太いという特徴的な刺毛がある。
北方系で、国外ではサハリンやロシア,シベリア,ヨーロッパなどに広く分布している。
 
写真は8月11日に、山梨県の標高1,700m付近の山道を歩いていた終齢幼虫を撮影したもの。よく歩くので息を吹きかけたところ、体を曲げてじっとした。
 
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