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ホシヒトリモドキ
学名:Asota plana lacteata

ライトトラップに飛来した本種(2019.10.22 西表島)
Data
和名 ホシヒトリモドキ
開張 56〜61mm
分布 屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 3〜11月
果実の汁や花の蜜
 幼虫はクワ科(ガジュマル,アコウ)の葉を食べる。
解説 ヒトリモドキの一種。
前翅はシロスジヒトリモドキにやや似るが、白筋の部分が本種では前翅の半分以上を占める。
胸部背面と前翅基部は黄色で黒い斑紋がある。
海外では台湾,中国,インド,インドシナ半島,マレー半島,ボルネオ島などに分布しており、日本産と台湾産は同じ亜種とされている。
 
国内に生息するAsota属は以下の5種。
和名/学名 分布
シロスジヒトリモドキ
Asota heliconia riukiuana
九州,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島,南大東島
ホシヒトリモドキ
Asota plana lacteata
屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
キイロヒトリモドキ
Asota egens confinis
九州,屋久島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島,南大東島
イチジクヒトリモドキ
Asota ficus
本州,四国,九州,沖縄島,南大東島,石垣島
キシタヒトリモドキ
Asota caricae
沖縄島,石垣島,西表島,与那国島,北大東島,南大東島
 
写真は10月22日の夜、西表島の標高120m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。以前同じ場所でライトトラップした時はシロスジヒトリモドキが多数飛来したが今回は少なく、初めて見る本種が1匹のみ飛来した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2019.10.22 西表島)
 
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