スジモンヒトリ | |
学名:Spilarctia seriatopunctata seriatopunctata | |
ライトトラップに飛来した本種(2016.5.28) |
Data | |
和名 | スジモンヒトリ |
開張 | ♂:約38mm ♀:約50mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島 |
出現期 | 4〜9月 |
餌 | 不明 幼虫はクワ科(クワ),ニレ科(ケヤキ),バラ科(サクラ類)の葉を食べる。 |
解説 |
斑点状の帯模様が特徴的なヒトリガ。 黒い斑点模様は変異が多い。 春と夏の1年2化で、夏に出現する個体はやや小さい。 伊豆諸島産は前翅が褐色を帯び、腹部も黄色を帯びることから別亜種(suzukii)、奄美大島産は黒紋の発達が弱く、後翅の赤みも弱いことから別亜種(nuda)、沖縄島及び西表島産は前翅裏面も黄色を帯びることから別亜種(azumai)として分けられている。 幼虫は黄色い毛虫で中齢幼虫では黄色の地に前方と後方に黒紋がある。終齢では鮮やかなオレンジ色になるが褐色のものもいるという。 海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。 |