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ウスベニヒゲナガ | |
学名:Nemophora staudingerella | |
ライトトラップに飛来した♀(2018.6.2 静岡県) |
Data | |
和名 | ウスベニヒゲナガ |
開張 | 17〜20mm |
分布 | 北海道,本州 |
出現期 | 6〜7月 |
餌 | 不明 |
解説 |
触角が長いヒゲナガガ科の一種。 前翅の地色は橙黄色で基部から中央にかけて数本の銀色の縦条がある。 後方には細い銀色の縁取りのある黄色い横帯があり、外側に沿って橙黄色の太い横帯がある。 翅頂付近は黒褐色で斑紋はない。 触角は♂では前翅の約3.5倍と大変長く、♀では約1.5倍と短く基半部が黒色で太くなっている。 同属の複数の仲間に似る。ツマモンヒゲナガ(Nemophora ochsenheimerella)とは本種の翅頂付近に斑紋がないことで区別できる。 オオヒゲナガ(Nemophora amatella)は分布域が北海道と本州の東北地方と中部山岳地帯のみに分布しており本種よりも明らかに大型であることなどで区別できる。 海外では朝鮮半島,サハリン,ロシア南東部,シベリア南部,アルタイに分布している。 |
PHOTO | |
ライトトラップに飛来した♀@ (2018.6.2 静岡県) |
ライトトラップに飛来した♀A (2018.6.2 静岡県) |
ライトトラップに飛来した♀B (2018.6.2 静岡県) |