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エゾクロギンガ
学名:Chasminodes atratus

ライトトラップに飛来した♂(2019.8.6 山梨県)
Data
和名 エゾクロギンガ
開張 ♂:約23mm
♀:約27mm
分布 北海道,本州(中部地方以北)
出現期 7〜8月
花の蜜など
解説 光沢のある白色が美しいギンガの一種。
♂では前翅の付け根を除き、黒褐色に染まる。
同属のヒロオビクロギンガ(Chasminodes nigrilineus)の♂も同様に黒褐色に染まるが、前翅前縁の前方まで染まることはない。
♀は全体的に白色で、やや不明瞭な外横線と黒点がある。同属のウススジギンガChasminodes cilia)に似るが、模様は本種より明瞭。
山地性で灯火に飛来する。
 
写真は8月6日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。下の写真も同じ場所で撮影したもの。まるでムジギンガChasminodes pseudalbonitens)に色を塗ったかのようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2012.7.26 山梨県)

ライトトラップに飛来した♂A
(2012.7.26 山梨県)
 
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