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ウメエダシャク
学名:Cystidia couaggaria couaggaria

横から見た本種(2007.6.23)
Data
和名 ウメエダシャク
開張 35〜46mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜7月
花の蜜
 幼虫はバラ科(ウメ,モモ,アンズ,サクラ,リンゴ,ナシ,ボケ),ニシキギ科(マユミ,ニシキギ,コマユミ,ツルウメモドキ),エゴノキ科(エゴノキ),レンプクソウ科(ガマズミ),カバノキ科(アカシデ),ブナ科,スイカズラ科など多種の葉を食べる。
解説 白黒の斑模様に黄色い体色が特徴的なエダシャク。
腹部は細長い。昼行性。
成虫はリョウブの花に集まる。
幼虫は黒地にオレンジ色と白色の模様がある。頭部中央に白い横線があるのも特徴。
中国南部には別亜種が生息している。
 
国内に生息するCystidia属は以下の3種。
和名/学名 分布
トンボエダシャク
Cystidia stratonice
北海道,本州,伊豆諸島(大島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島
ヒロオビトンボエダシャク
Cystidia truncangulata
北海道,本州,伊豆諸島(新島),四国,九州,対馬,屋久島
ウメエダシャク
Cystidia couaggaria couaggaria
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
幼虫の写真は5月20日に近所の林道沿いのウメをビーティングして得られたもの。個体数は多かった。
PHOTO

上から見た本種
残念ながらこの個体は左前翅が欠落していた。
(2007.6.23)

ビーティングで得られた幼虫
ウメに多く見られた。
(2020.5.20)
 
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