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トンボエダシャク
学名:Cystidia stratonice

♂(2012.6.10)
Data
和名 トンボエダシャク
開張 48〜58mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(大島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島
出現期 6〜7月
花の蜜
 幼虫はツルウメモドキの葉を食べる。
解説 トンボを思わせるスマートなエダシャク。
♂では腹部がより長くなる。
近似種に同属のヒロオビトンボエダシャクがいるが、和名の通りヒロオビトンボエダシャクの白い横帯は広いのに対し、本種では細く屈曲が目立つ。
成虫はクリの花に集まる。
本種は従来亜種に分けられていたが、台湾亜種がシノニムとなったことで、現在では使用されていない。
 
国内に生息するCystidia属は以下の3種。
和名/学名 分布
トンボエダシャク
Cystidia stratonice
北海道,本州,伊豆諸島(大島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島
ヒロオビトンボエダシャク
Cystidia truncangulata
北海道,本州,伊豆諸島(新島),四国,九州,対馬,屋久島
ウメエダシャク
Cystidia couaggaria couaggaria
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
写真は6月10日に、林縁沿いの茂みの葉上に止まっていた本種を撮影したもの。交尾の写真は6月2日の午前中に近所の林道で撮影したもの。あまり目に付かない種類だが、この日はひらひらと飛んでいる本種もよく見られたので数は多いようだった。
PHOTO


(2012.6.10)

交尾中の♀
(2019.6.2)

交尾@
(2019.6.2)

交尾A
(2019.6.2)
 
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