ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
ヒロオビトンボエダシャク
学名:Cystidia truncangulata

♀(2011.8.11 山梨県)
Data
和名 ヒロオビトンボエダシャク
開張 46〜60mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(新島),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜7月
花の蜜
 幼虫はニシキギ科(ツルウメモドキ)の葉を食べる。
解説 トンボのような体型をしたエダシャクの一種。
黒地に白い斑紋のある翅をしている。
同属のトンボエダシャクと酷似するが、和名の通り本種のほうが白い横帯が広いのに対し、トンボエダシャクでは細く屈曲が目立つ。
成虫はクリの花に集まる。昼行性。
 
国内に生息するCystidia属は以下の3種。
和名/学名 分布
トンボエダシャク
Cystidia stratonice
北海道,本州,伊豆諸島(大島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島
ヒロオビトンボエダシャク
Cystidia truncangulata
北海道,本州,伊豆諸島(新島),四国,九州,対馬,屋久島
ウメエダシャク
Cystidia couaggaria couaggaria
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
写真は8月11日に、山梨県の標高1,600mの山地の草原にいた本種を撮影したもの。結構敏感で近づいたらすぐに飛んで逃げていってしまったので、鮮明な写真にはならなくて残念。
 
先頭ページへ