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オオノコメエダシャク
学名:Acrodontis fumosa

幼虫(2008.6.7)
Data
和名 オオノコメエダシャク
開張 ♂:45〜62mm
♀:53〜63mm
分布 北海道(南西部),本州,四国,九州
出現期 10〜11月
樹液,腐った果実
 幼虫はキブシ科(キブシ),ミツバウツギ科(ミツバウツギ,ゴンズイ)の葉
解説 晩秋に出現する大型のエダシャク。
成虫は地味な蛾でややクワコBombyx mandarina)を思わせる姿をしている。
♀の前翅頂は♂よりも突出する。
同属のヒメノコメエダシャクAcrodontis kotshubeji)と酷似するが、色彩が淡く、中横線も不明瞭であるのに対し、本種では色彩が濃く、前翅の中横線が明瞭に出る傾向がある。更に本種の後翅の内・外横線間は比較的狭い。
幼虫は白黒の縞模様にオレンジ色の斑紋がある派手なシャクトリムシ。
 
幼虫の写真は6月7日に林縁に垂れ下がっていた枝に止まっていた幼虫を撮影したもの。
 
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