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クロズウスキエダシャク
学名:Lomographa simplicior simplicior

ツツジ上の本種(2007.10.20)
Data
和名 クロズウスキエダシャク
開張 20〜25mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,種子島
出現期 8〜10月  北海道や中部山地では出現期は8〜9月。
花の蜜など
 幼虫はクヌギ,ミズナラ,サクラ,ナナカマドなどの葉を食べる。
解説 2本の横線模様が印象的なエダシャク。
前翅の外横線の外側は褐色がかる。
平地でも見られるが、山地に多い。
中国に2亜種が分布している。
 
国内に生息するLomographa属は以下の8種。
和名/学名 分布
マエキシロエダシャク
Lomographa inamata
本州(和歌山県),四国,九州,屋久島,種子島,奄美大島,徳之島,沖縄島
クロズウスキエダシャク
Lomographa simplicior simplicior
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,種子島
フタホシシロエダシャク
Lomographa bimaculata subnotata
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
バラシロエダシャク
Lomographa temerata
北海道,本州,伊豆諸島(大島,利島,三宅島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
ウスフタスジシロエダシャク
Lomographa subspersata
北海道,本州,四国,九州,対馬
ウスオビシロエダシャク
Lomographa nivea
北海道,本州,九州
オオフタスジシロエダシャク
Lomographa claripennis
本州(東海地方以西),四国,九州,対馬
フタオビシロエダシャク
Lomographa candidaria
本州(岩手県以南),四国
 
写真は10月20日に雑木林沿いのツツジに止まっていた本種を撮影したもの。
下の写真は9月15日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。この夜、飛来した蛾の中で本種はダントツに多かった。10月中旬には自宅の外灯にも飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2012.9.15 山梨県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2012.9.15 山梨県)
 
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