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クロフオオシロエダシャク
学名:Pogonopygia nigralbata nigralbata

外灯に飛来した本種(2012.7.4 鹿児島県)
Data
和名 クロフオオシロエダシャク
開張 ♂:48〜53mm
♀:47〜50mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島(口之島,中之島),奄美大島,沖縄島
出現期 5〜8月
花の蜜や樹液
 幼虫はマツブサ科(シキミ)の葉を食べる。
解説 白地に黒い斑紋があるエダシャクの一種。
クロフシロエダシャクDilophodes elegans elegans)やタイワンオオシロエダシャクPogonopygia pavida contaminata)に似るが、斑紋の形状によって区別できる。更にクロフシロエダシャクに対しては腹部背面の地色が白色である点でも区別可能。
日本産は基亜種で、海外では中国,台湾,ベトナムに、別亜種はマレー半島,ボルネオ島,スマトラ島に分布している。
 
写真は7月4日の夜、鹿児島県の池沿いの外灯に飛来した本種を撮影したもの。かなり高い場所に止まっていた為、普通なら諦めるが、今回はトンボ目的で持参していた望遠マクロ+エクステンダーで撮影することができた。
 
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