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ソトウスアツバ
学名:Hadennia obliqua

自宅の外灯に飛来した♂(2015.7.11)
Data
和名 ソトウスアツバ
開張 23〜36mm
分布 本州(関東地方以西),伊豆諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
出現期 4〜9月
花の蜜
解説 クルマアツバの一種。
全体的に紫褐色で、前翅中央より前縁付近に1対の横脈紋(黄白色の紋)がある。
♂の触角は繊毛状で中央付近に瘤状の結節がある。♀は糸状で瘤はない。
更に♂では下唇髭が頭頂部まで湾曲し、毛束は胸部背面まで伸びる。
前翅の横脈紋は同属の仲間に比べ、非常に小さい。
1年2化で、2化目は小型。
幼虫の食草は判明していない。
 
国内に生息するHadennia属は以下の4種。
和名/学名 分布
ハナマガリアツバ
Hadennia incongruens
北海道,本州,四国,九州,対馬
ソトウスアツバ
Hadennia obliqua
本州(関東地方以西),伊豆諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
ヒメハナマガリアツバ
Hadennia nakatanii
本州(伊豆半島〜東海地方以西),四国,九州,対馬,屋久島
シロテンハナマガリアツバ
Hadennia mysalis
八重山諸島
 
トップの写真は7月11日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。♂は自宅の外灯に数回飛来しているが、♀は7月11日に近くの森林内に設置したライトトラップで初めて飛来した。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂@
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2009.4.10)

自宅の外灯に飛来した♂B
(2015.5.26)

自宅の外灯に飛来した♀
(2015.7.11)
 
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