ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > クルマアツバ亜科 |
ヒメハナマガリアツバ | |
学名:Hadennia nakatanii | |
![]() 自宅の外灯に飛来した本種(2015.6.20) |
Data | |||||||||
和名 | ヒメハナマガリアツバ | ||||||||
開張 | 26〜34mm | ||||||||
分布 | 本州(伊豆半島〜東海地方以西),四国,九州,対馬,屋久島 | ||||||||
出現期 | 5〜9月 | ||||||||
餌 | 腐った果実など 幼虫の食草は不明。 |
||||||||
解説 |
アツバの一種。 地色は紫褐色で細めの内横線と外横線、2本の太い横帯がある。 横脈紋は黄白色でほぼ円形、中央よりやや下側に横線が入る。 触角は雌雄共に糸状。 同属のハナマガリアツバに似るが、鼻曲がり(下唇鬚)が強く胸背に達することと横脈紋が楕円なのに対し、本種では鼻曲がり(下唇鬚)が弱く胸背に達しないことと横脈紋がほぼ円形である点で区別できる。更に本種では♂の触角に瘤状の結節がなく、後翅中央の白帯は本種のほうが細く明瞭といった特徴がある。 海外では台湾,中国南部に分布している。
|