ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > クルマアツバ亜科
 
シシキバアツバ
学名:Simplicia discosticta

ライトトラップに飛来した♀(2017.7.8 西表島)
Data
和名 シシキバアツバ
開張 28〜31mm
分布 石垣島,西表島
出現期 3〜11月
不明
解説 クルマアツバの一種。
前翅は褐色で内・外横線があり、中間に黒紋(横脈紋)がある。
ニセアカマエアツバに似るが、本種の横脈紋は黒く明瞭。更に♂では下唇髭第3節が極めて大きく発達し、イノシシの牙のように外側に湾曲する。
国内では数個体しか採集されていない希少種。
海外では台湾,中国,インドシナ半島,インド,ボルネオ島に分布している。
 
国内に生息するSimplicia属は以下の6種。
和名/学名 分布
アカマエアツバ
Simplicia rectalis
北海道,本州
オオアカマエアツバ
Simplicia niphona
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ニセアカマエアツバ
Simplicia xanthoma
本州,四国,九州,対馬,南西諸島
シロヘリアツバ
Simplicia mistacalis
九州(南部),南西諸島
シシキバアツバ
Simplicia discosticta
石垣島,西表島
リュウキュウアカマエアツバ
Simplicia cornicalis
本州(紀伊半島),四国,九州,対馬,南西諸島
 
写真は7月8日の夜、西表島のホテル周辺の林縁に設置したライトトラップに飛来した♀を撮影したもの。
 
先頭ページへ