ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > クルマアツバ亜科
 
ニセアカマエアツバ
学名:Simplicia xanthoma

♂(2005.9.28)
Data
和名 ニセアカマエアツバ
開張 22〜23mm
分布 本州,四国,九州,対馬,南西諸島
出現期 3〜11月
不明
 幼虫は広葉樹類の生葉や枯葉を食べる。
解説 クルマアツバの仲間。
夜行性でよく灯火に飛来する。
下唇髭は上方に伸びて後方に湾曲し、♂では太く角のような特徴的な形をしている。
本種は同属のオオアカマエアツバと似ているが、本種のほうが小型で、翅にある内・外横線が黒く明確。オオアカマエアツバではかすかに見える程度になるようだ。
体形はシャープな三角形をしている。
海外では朝鮮半島,台湾,中国,インド,ネパール,インドシナ,マレー半島,ボルネオ島に分布している。
 
国内に生息するSimplicia属は以下の6種。
和名/学名 分布
アカマエアツバ
Simplicia rectalis
北海道,本州
オオアカマエアツバ
Simplicia niphona
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ニセアカマエアツバ
Simplicia xanthoma
本州,四国,九州,対馬,南西諸島
シロヘリアツバ
Simplicia mistacalis
九州(南部),南西諸島
シシキバアツバ
Simplicia discosticta
石垣島,西表島
リュウキュウアカマエアツバ
Simplicia cornicalis
本州(紀伊半島),四国,九州,対馬,南西諸島
 
写真は2005年9月28日の夜、自宅に侵入した本種を撮影したもの。下唇髭が
PHOTO

前から見た♂
(2005.9.28)

横から見た♂
(2005.9.28)
 
先頭ページへ