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キイロアツバ
学名:Treitschkendia helva

ライトトラップに飛来した本種(2021.8.4 岩手県)
Data
和名 キイロアツバ
開張 21〜33mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(カシワ)の葉を食べる。
解説 三角形の形をしたアツバの仲間。
翅は茶褐色で暗褐色の3本の帯模様があり、前翅後方の帯は太く黒っぽい。
内横線・外横線は波打つ。
内横線と外横線の間に1対の黒褐色の紋がある。
亜外横線は後角部から翅頂まで伸びる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国〜ロシア島南部に分布している。
 
国内に生息するTreitschkendia属は以下の3種。
和名/学名 分布
ヒメコブヒゲアツバ
Treitschkendia tarsipennalis
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヒメツマオビアツバ
Treitschkendia subgriselda
北海道,本州,四国,九州
キイロアツバ
Treitschkendia helva
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は8月4日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。以前、自宅に侵入した個体も撮影している。
下のライトトラップの写真は近くの山中で行ったもので色彩がやや薄かった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2023.5.27)

ライトトラップに飛来した本種A
(2023.5.27)

自宅に侵入した個体@
(2006.5.29)

自宅に侵入した個体A
(2006.5.29)

自宅に侵入した個体B
天狗の鼻のような下唇髭が印象的。
(2006.5.29)
 
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