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ヒメコブヒゲアツバ
学名:Treitschkendia tarsipennalis

ライトトラップに飛来した本種(2015.5.7)
Data
和名 ヒメコブヒゲアツバ
開張 22〜32mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜7,9〜10月
花の蜜など
 幼虫は枯葉を食べる。
解説 三角形の形をしたアツバの仲間。
似た種も多いが、本種の地色は淡褐色で紫色を帯びない。
前翅中央付近にある外横線は細く横脈紋を避けるように外側に湾曲する。
亜外横線はほぼ直線で翅頂の手前の前縁まで伸びる。
下唇鬚は上向きに伸び、後方に湾曲する。
海外ではサハリン,千島列島南部,台湾,朝鮮半島,中国,ロシア,ヨーロッパ,北アフリカまで分布している。
 
国内に生息するTreitschkendia属は以下の3種。
和名/学名 分布
ヒメコブヒゲアツバ
Treitschkendia tarsipennalis
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヒメツマオビアツバ
Treitschkendia subgriselda
北海道,本州,四国,九州
キイロアツバ
Treitschkendia helva
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は5月7日の夜、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。8年前の同日には自宅の外灯にも飛来している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種
(2007.5.7)
 
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