クロモンアオシャク | |
学名:Comibaena delicatior | |
![]() ライトトラップに飛来した本種(2016.8.9 山梨県) |
Data | |||||||||||||||||||
和名 | クロモンアオシャク | ||||||||||||||||||
開張 | ♂:20〜24mm ♀:24〜32mm |
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分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島 | ||||||||||||||||||
出現期 | 5〜9月 | ||||||||||||||||||
餌 | 花の蜜 幼虫はマメ科(ヤマハギ)の花,ブナ科(クリ,コナラ)の葉や雄花,ニレ科(アキニレ)の花と若い翼果,ウルシ科(ヌルデ)の花を食べる。 |
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解説 |
アオシャクの一種。 前翅の地色は緑色で白色の内・外横線があり、後角付近は淡橙色。 後翅の翅頂付近は暗い赤紫色、後角付近は淡黄色。 触角は雌雄共に櫛歯状だが♀では枝が短い。 四国・九州・屋久島には本種と酷似したミナミクロモンアオシャク(Comibaena subdelicata)が分布するが、前翅後角部と後翅の翅頂付近が本種より濃色になることで区別できる。 平地から山地にかけて生息している。 海外では台湾,朝鮮半島,中国東北部,ロシア南東部に分布している。
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PHOTO | |
![]() ライトトラップに飛来した本種@ 標高200m付近で撮影。 (2017.9.15 新潟県) |
![]() ライトトラップに飛来した本種A 標高1,000m付近で22時頃撮影。 (2016.8.9 山梨県) |