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ツマキチョウ
学名:Anthocharis scolymus

ムラサキケマンの花に来た♂(2013.4.13)
Data
和名 ツマキチョウ
前翅長 20〜30mm
分布 北海道,本州,四国,九州,沖縄
出現期 3〜5月  山地では5〜6月
花の蜜
 幼虫はアブラナ科(タネツケバナ,イヌガラシ,ハタザオ,ミヤマハタザオなど)の葉を食べる。
解説 モンシロチョウPieris rapae crucivora)より一回り小さいシロチョウ。
翅の先が尖り、その部分がオレンジ色をしている。♀ではオレンジ色にはならない。
裏の後翅には大理石模様があり、保護色効果がある。
低空をヒラヒラとゆるやかに飛び回り、スピードは遅い。黄,白,紫の花によく集まる。
 
近縁種に本州中部地方に生息するクモマツマキチョウ(Anthocharis cardamines)がいる。
 
トップの写真は4月13日にムラサキケマンの花に来た♂を撮影したもの。本種の写真はすべて同じ場所で撮影しているが、この場所は湿地が多く食草のいずれかが豊富にあるようだ。セリも多いのでキアゲハPapilio machaon hippocrates)の数も多い。
PHOTO

ムラサキケマンの花に来た♂@
(2013.4.13)

ムラサキケマンの花に来た♂A
(2013.4.13)

タンポポに来た♂@
(2007.4.7)

タンポポに来た♂A
(2007.4.7)

タンポポに来た♂B
(2007.4.7)

ムラサキケマンの花に来た♂B
(2006.5.3)


♀にはオレンジ色の模様がない。
(2006.5.3)
 
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