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スジグロシロチョウ
学名:Pieris melete

スジグロシロチョウの♀(2007.4.7)
Data
和名 スジグロシロチョウ
前翅長 24〜35mm
分布 国後島,歯舞群島,北海道,利尻島,天売島,焼尻島,本州,佐渡島,隠岐,伊豆諸島,淡路島,四国,九州,壱岐,対馬,平戸島,五島列島,甑島列島,種子島,屋久島,馬毛島,奄美大島
出現期 3〜10月
花の蜜
 幼虫はアブラナ科のタネツケバナ,イヌガラシ,ワサビなどの葉を食べる。
解説 赤黒い筋模様が特徴のシロチョウ科の仲間。
モンシロチョウPieris rapae crucivora)に似ているが、筋模様があり、特に♀では明瞭である。
モンシロチョウが比較的日当たりのよい草原を好むのに対し、本種はやや薄暗く湿った場所に生息している。
 
本種を撮影した場所は林のそばにある薄暗い畑で、花周辺に多数の本種が飛び交っていた。
交尾には至らなかったが、♂を誘う♀の求愛行動を観察,撮影することができた。更に翌年の4月には交尾している本種を見ることができた。
PHOTO

♂@
(2007.6.17)

♂A
(2007.6.17)

♀@
♀では特に筋模様が濃く出る。
(2005.10.15)

♀A
(2005.10.15)

飛翔中の♂@
(2007.4.14)

飛翔中の♂A
(2007.4.14)

求愛行動を取る♀@
マイマイガなどが行なうコーリングのような行動である。
(2007.4.14)

求愛行動を取る♀A
♂(上)が近づくと♀(下)が腹部を上げて交尾を誘っている。
(2005.10.15)

交尾
(2006.8.5)
 
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