キタキチョウ | |
学名:Eurema mandarina mandarina | |
![]() キタキチョウ(2005.11.1) |
Data | |
和名 | キタキチョウ |
前翅長 | 18〜27mm |
分布 | 本州,佐渡島,伊豆諸島,隠岐,淡路島,四国,九州,壱岐,対馬,五島列島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島 |
出現期 | 6〜12月 |
餌 | 花の蜜
幼虫はハギ,ネムノキの葉を食べる。 |
解説 |
黄色い翅が印象的なシロチョウ科のチョウ。 モンシロチョウ(Pieris rapae crucivora)をやや小型にして黄色くしたようなチョウである。 ♂は黄色味が強く、♀では淡い。 モンキチョウ(Colias erate)に似るが、モンキチョウでは黒い縁取りの白い紋がある。 本種はキチョウ(Eurema hecabe)とされてきたが、近年のDNAによる分析で、2種が混ざっていることが分かり、本土に生息しているものをキタキチョウ(Eurema mandarina mandarina)、南西諸島に生息しているものをキチョウ(Eurema hecabe hecabe)とすることになり、また南西諸島では混生している為、同定は難しい。 幼虫は典型的な青虫であった。 |