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ヒメアカタテハ
学名:Cynthia cardui

ヒメアカタテハ(2006.9.16)
Data
和名 ヒメアカタテハ
前翅長 25〜33mm
分布 国後島,北海道,本州,佐渡島,隠岐,淡路島,伊豆諸島,四国,九州,壱岐,対馬,平戸島,五島列島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島,大東諸島
出現期 5〜11年
 成虫で越冬する。
花の蜜,腐った果実
 幼虫はキク科のハハコグサ,ヨモギやゴボウの葉などを食べる。
解説 秋に多いタテハチョウの仲間。
アカタテハに似るが、アカタテハの翅では中心から内側にかけて模様の無い部分があるが、本種では模様がほとんど消えない。翅裏は本種やルリタテハでは枯れ葉・木肌模様と地味なのに対し、本種では枯れ葉などに擬態(ぎたい)せずに装飾的な模様がある。

キタテハほど寒さに強くないらしく、寒冷地では越冬できずに死んでしまうらしい。
 
トップの写真は9月16日に今年1番に発見したもの。秋場にはセイアカアワダチソウの花に来る本種をよく見かける。
PHOTO

花に来た本種@
キク科のセイダカアワダチソウの花に来たヒメアカタテハ。
(2005.10.15)

花に来た本種A
枯れ葉や木肌模様のキタテハやルリタテハなどと違い、翅の裏も装飾的である。
(2005.10.15)

産卵中の本種@
(2007.5.26)

産卵中の本種A
(2007.5.26)
 
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